県民共済住宅 引き渡しから引っ越しへ そして家屋調査

我が家も完成し引き渡し日は諸検査を終えた後の8月23日に引渡しとなります。引き渡しから引っ越しまでの経過を時系列で振り返ります。なお、2006年の新築時ですので現在とは環境が異なる部分もあります。

8月22日:引き渡し

当初の予定では23日でしたが私の仕事の都合で無理を言って1日早めてもらいました。
22日の午後5時に新居に現場監督が来てくれまして引渡し開始。

最初に監督から『本日は引渡し,おめでとう御座います。』との挨拶ありました。
こちらこそ有難う御座います。満足のいく家作りが出来たのも(今のところですが)監督のおかげですよ。

引渡しはまず,サッシの使い方(ロックの仕方等)から始まりキッチン,建具(ドア)の調整方法,エコキュート使用方法,トイレの使用方法等がメインでした。
キッチン(IHや食洗器),エコキュートの説明等は一応は聞きましたが初めて使うものであり完全には理解できません。やはり,使い込んで覚えるしかないでしょう。

玄関の鍵を5つ頂きました。玄関の鍵を鍵穴に差し込むとあら不思議,今までの工事用の鍵は使えなくなりました。一体どうなっているのでしょうか。

一通りの説明が終わると書類を受け取ります。
建物受領書,最終見積書,最終の支払い金額の確認と振込用紙,県民共済住宅への住所変更届用紙といったものです。
あと,エコキュート補助金申請用紙も県民共済住宅の社印を押して下さりました。
嬉しいことに『住まいのしおり』といって新居の各設備の取り説が一冊に纏めて渡してくれました。
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厚さ5cm以上,これなら無くならなくて済みそうです。アフターメンテナンスは引渡し後1年は担当の現場監督が担当してくれますが、その後は写真に載っている『新都心事務所』へ連絡して下さいとのこと。

設計士さんとの打ち合わせが終わった時も寂しさを感じたのですが今回も引渡しが終わり現場監督ともお別れで寂しいなと思っていましたが,あと1年よろしくお願いします。

引っ越しについて

引越しについても考える時期に来ました。引越しというと大物の家電,家具が心配になるのですが我が家の場合,現在使っているのがほとんどボロボロなので新規購入となります。

新規ならば買った販売店で据付までしてくれるので問題なし。唯一の大物はタンス2ケです。
2つだけなので中を全部出して自分たちで運ぼうと思っていました。

しかし,よくよく考えるとタンスは2階へ置くのですが我が家の階段は途中で折り返す構造。
タンスの幅は約43cm,階段の幅一番狭いところで約75cm,果たして新居にキズを付けずに運べるのか少し心配です。

引っ越し計画

我が家の引越し計画は今の予定だと9月末に完全に引っ越す予定です。
せっかく8月末に引き渡してもらったのに何故1ケ月も放っておくのかというと

1)9月上旬は仕事がいそがしく,中旬には家族旅行の計画有り。夏休みに何処にも連れていってあげていないので。。。
2)家電製品が全部揃うのが9月末頃
3)今,住んでいる家賃が2万円と安いので遅れてもそれほどの出費にはならない。
4)外構(玄関,車庫)が未だ契約もしていない状態。
5)我が家は計画通りに動くのが苦手。計画を組んでもその通りになった事は少ない。

とまあ,こんなところでしょうか。特に大きな理由は2)と5)かな。
引渡しが済んだ翌日には部屋の生活空間を狭くしているこどものおもちゃとタンスにしまいきれない冬服は早速運び込みました。これだけでも部屋(今の住まい)が広くなり快適になりました。

引越し前日(ゴミ一斉処分)

引越し予定日は9月23日(土)その前日の22日は会社も休みだったので役所の転入,転出手続きと引越しの事前準備を行いました。
まず役所の手続きは旧市での転出証明書の発行,児童手当と乳幼児医療の廃止の手続きが必要でした。

そして新市での転入手続き,児童手当と乳幼児医療の申請を新たに行いました。
児童手当では旧市で前年の所得証明を発行してもらい新市へ提出する手間があり、乳幼児医療では子供の保険証が必要でした。
あと,本人確認できるものですね。免許証があればOKです。

これらの手続きが終わると既に午後1時。急いで家に帰り今度は引越しの事前準備です。事前準備といっても実際はゴミ捨てです。

いる物,いらない物に分けていくのですが殆どがいらない物になります。
妻は『箱コレクター』できれいでかわいい箱を取っておいて『いつか使う時が来る』と保管していましたが殆ど使うことなく今回,ゴミ行き。

かくいう私も色々なものを『いつか使うかな?』と取っておいたたくさんの物を捨てました。
そして,この日だした我が家のゴミで車の荷台が埋まりました。全部で8袋!!
(汚いので軽くぼかしを入れます)
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そのまま,市のゴミ焼却場へ直行しましたが時間が16:30までとのこと。
家を出たのが16:10,,,間に合うのか??

途中,妻に電話して『間に合いそうも無い!!』
と泣きつくと『焼却場に電話してあと3分で着きますから門を閉めないで下さいって電話しながら走りな。』と励まし?のお言葉。最後に,『ゴミは持って帰ってこないでね!』って。
結局,ギリギリで間に合いました。

ゴミ焼却場には初めて来ましたが驚きです。あれだけのゴミを毎日燃やし続けているのかと思うと今の『大量生産・大量消費』の世の中でいいものかと。
もっとゴミの減量に政府も個人も力を入れるべきではと柄にもなく真面目に考えてしまいました。帰りに車の計量をしてゴミ焼却量を測り帰宅。今回は無料で済みました。

9月23日:引っ越し

当初,私達夫婦を含めて4人で行うつもりでしたが妻方の叔父,叔母等が応援に来てくれて総勢8名になりました。今から考えると4人での引越しは無謀でした。8人でも丸1日掛かったのですから。

一番心配だったのがタンス。タンスは2階へ置くため階段を通るのですが我が家の階段はUターンするので曲がれるのか不安でしたが何とかギリギリで通過することが出来ました。

タンスが終わると気が抜けて引越しも終わったな~と勘違いしましたが実際はまだまだ山のように旧家に荷物が残っておるのです。

引越しの時に不便だな~と感じたのが前にもでたUターンをする階段です。物を運んでターンをする時にクロスに傷を付けやすいんですよね。。。既に今回の引越しで2ケ所の傷がつきました。

遅かれ早かれ傷は付くのでしょうがやはり気になります。住んでからも子供が荷物を持って上がる時に汚したり傷を付けそうです。

階段から落下した時には途中で止まるという利点もありますが今回のようなデメリットも発見しました。

その後も人海戦術でバケツリレーのように荷物を運びいれ何とか17時前には終了!
親戚の方々,どうも有難う御座いました!!お礼に近所の定食屋さんで夕飯をご馳走したあと新居でお茶とビールを飲んでくつろいで貰いました。
最低限の目標である9月中の引越しに間に合った。。。

旧家引渡し

実は我が家,新居へ引越し後2週間以上経つのに未だに前の住まいを引き渡していません。
言い訳を言うと

1)引越し後に子供が熱を出し1週間続いたのでその間,何も出来なかった。
2)ゴミを大量に処分するのに平日しか処分場が開いていないのでゴミ処理が出来なかった。
3)単に我が家がのん気者である。。。

いい加減,この辺で引渡しをしなくてはと思い,10月9日の祝日はゴミ処分場も稼動していることを確認したので10月9日の体育の日にゴミ大処分,旧家の引渡し準備を実行しました
引越しは住んだといってもまだまだ旧家には不要なものがたくさんあるのです。

まずは不要な物の処理。愛車のCR-Vをゴミ袋で満杯にしてゴミ処理場を3往復。もう,すっかり手際もよくなりました。

同時に燃えないゴミもたくさん出ます。米びつとか蛍光灯といったものは産廃処理場へ。
こちらは2往復して合計で110kgを破棄しました。こちらは有料でして1kgで1円ですので合計で110円でしたので大した金額ではないです。

当初は体育の日だけで終わらせようとしていたのですが今回,助っ人が居なかったので妻との二人だけの作業なので終わりませんでした。仕方がないので翌日は会社へは風邪を引いたことにして休む事に。ここで一気に終わらせないとまたずるずる引きずるような気がして。。。

畳に掃除機を掛け,床を拭き,ベランダをたわしできれいにして何とか引き渡せる状態になりました。あと,不用品でスカパー用のアンテナとチューナは捨てるには勿体無いなと思いハードオフへ売りに行きましたが売値はなんと・・・300円。。。
思いっきり叩かれた気もしますが一気に破棄したかったので売りました。

不要な本もブクオフで売りましたがこちらも10冊搬入して300円とさんざんな結果でした。殆んどの本は値が付かないとか。これらのものはヤフオクなどでうればもっと高く処分出来たでしょうが出品の手間が面倒なのと新居に不要な物は持ち込みたくなかったのでスピード重視で行きました。

これで引渡し準備は完了!旧家には7年弱暮らしました。さあ,退去費用は幾らになるのでしょうか?

10月12日:旧家退去

長らくお世話になった旧家ですが私が住み始めた時は公共の団地でしたが今では民営化への移行が進んでいて家賃も上昇しています。この住居で家賃が上昇していくの~という気持ちも家づくりへの原動力の一部になりました。

さて,旧家の引渡しですが時間にして約30分程度で終わりました。
管理人さんのチェックが行われるのですが主なチェック項目は

1)畳の状態(擦り切れetc)
2)壁の状態(汚れ,落書き,シミetc)
3)襖の状態(破れ,落書きetc)

畳は1枚単位で入居者の負担枚数を管理人さんの独断で決めていきます。我が家の場合は全体の枚数の6割でした。まあ,こんなもんでしょう。この枚数に補修単価をかけて負担額となります。

壁は1m2単位で計算して行き私たちの負担分を決めていきます。
全体の17%が私たちの負担分でした。畳と違って補修単価が低いので大きな金額にはなりません。

襖も枚数単位で決めていきますが小さい子供がいる家庭では襖破れますよね。我が家も多くの襖が破れており負担割合は67%でした。

以上の負担割合と補修単価から計算された金額が約6万9千円。ここから入居時の敷金と今月分家賃の戻し金(日割り計算)が約4万5千円ですので差し引き,2万4千円が今回の引渡し時の費用となりました。

ところが,我が家の場合は鍵を1つ紛失しましたので鍵取替えとなります。その費用が約6千円でしたので総額では約3万円となりました。

鍵は引越しの時に出てくると思ったのですが何処へいったのやら。。。
最後に駐車場の大家さんに駐車場代の清算をすまして完了です!!何かとてもすっきりした気持ちがします。

家屋調査

 引っ越し後、市役所から『家屋調査のお願い』といった通知が来ました。家を建てたので家の部分の固定資産税が発生しますよ,ついては家の評価額を決めるのであなたのお宅をチェックします。分かりやすく言うとこういった内容です。

 事前に用意するものとして木造住宅の場合は平面図を確認するかもしれないとのことです。
ちなみに,非木造住宅では平面図の他に,矩形図,設計書等が必要になるらしいですね。

 何故,木造と非木造で違うのでしょう?
家屋調査の実施日は平成18年11月27日から12月8日の平日(土日祝日除く)。
土日祝日除く,というのはいかにもお役所仕事。サラリーマンは会社を休んで対応しろって事になります。家屋調査の為だけ。

 これから毎年,固定資産税を払うのですから土日対応するくらいのサービスを行政はしても良いと思うのですが。

家屋調査終了

 12月4日の10時から市役所の方が来られて家屋調査を実施しました。 今回の家屋調査により家の評価額を決定して固定資産税が決まります。

 家屋調査自体は簡単なものでした。家の周りと中をさらっと見て,最後に 平面図を見ておしまい。 市役所の方の話では,県の不動産取得税にギリギリで引っかかるかもしれませんね~ との事でした。

 県に支払う不動産取得税は控除額が1200万円あって(評価額 - 控除額)×税率(3%)です。 と言うことは,県の評価額は1200万円前後って事? 県の評価額は県で決めるので市役所では分からないそうです。 もし,支払うことになってもギリギリでオーバーでしたら大した金額ではないでしょう。

 一方,市に支払う固定資産税の方ですが,評価額については教えてくれませんでした。(というより現段階では決まらないみたいです。) 一般に,新築の家の評価額は購入価格の5~7割程度らしいです。

 固定資産税の計算式は 課税標準額 × 税率(1.4%) ただし,床面積120m2までは税額が1/2になる軽減措置があるようです。 翌年5月に市から納税通知が来ます。一体幾らになるのやら。。。

 なお,家屋調査ですが3年に1回の割合で実施(見直し)されるそうです。 そして,家屋調査実施済みのワッペンを頂きました。