太陽光発電設置後の電気代(2019年5月分)
4月17日に太陽光発電の設置工事を行いましたがちょうど、東京電力から5月分の電気代請求が来ましたのでどの程度の効果があったのか確認してみます。
5月分電気代請求
まずは使用電力量の推移(KWh)
昼 | 朝晩 | 夜間 | |
---|---|---|---|
2017年5月 | 80 | 160 | 350 |
2018年5月 | 76 | 171 | 332 |
2019年5月 | 3 | 119 | 231 |
見事なまでに昼間電力量が減少しています。ほぼ昼間は買電無しの状態といっていいでしょう。朝晩も27%ほど減少しています。朝晩は7時から10時と17時から23時ですので午前の部分での削減効果が寄与しています。
夜間も32%ほど減少していますがこれはエコキュートを交換したことによる減少効果だと思います。エコキュート交換による節電効果は20%から30%程度と考えていましたが今月は昼間の余剰電力でエコキュートの炊き上げをした日もあるのでその分、節電効果が上がったものと考えます。(まだ東京電力への売電は始まっておらず昼間の余剰電力は捨てていることになるのでエコキュートでの有効利用を図りました。)
次に電気代(円)に換算すると
昼 | 朝晩 | 夜間 | |
---|---|---|---|
2017年5月 | 2,538 | 4,162 | 4,288 |
2018年5月 | 2,411 | 4,448 | 4,067 |
2019年5月 | 95 | 3,095 | 2,829 |
昼間で2,500円、朝晩で1,000円以上の削減効果(自家消費)となりました。
詳細な自家消費額を計算
上記は東京電力からの請求金額をもとに計算しましたが詳しく計算してみます。
本来なら、AISEGのデータから簡単に計算できるものと思っていましたが以外にも、AISEGのデータがあてにならない事が分かってしまいました。
なんといっても肝心な総発電量がわからないのではどうしようもありません。
そこで、太陽光発電を導入する前の過去2年分のデータの月使用電力量を日割りで計算して月の日数分掛けて月の使用電力量として計算をしてみます。東京電力の請求は日数分がわずかながらずれているので日割り計算して補正するのです。
計算結果(電気代には再エネ賦課金の単価も入れて計算)
昼削減電力量:70KWh
昼削減電気代:2,443円
朝晩削減電力量:44KWh
朝晩削減電気代:1,265円
<総額>
削減電力量:114KWh
削減電気代:3,708円
3,000円以上の効果額があったので満足しています。
余剰電力を計算
上記の期間の総発電量は980KWhでした。AISEGのデータが使えないのですがパワコンでは積算発電量が表示されるのでこのデータを使用しています。
自家消費量が114KWhでしたので余剰電力量は866KWhとなります。
思ったより発電量が多く、事前のシミュレーションでは5月のデータは752KWhでしたので30%ほど多い計算です。まずは一安心。
仮に余剰分の866KWhを売電できていれば今年の単価は24円なので2万円近い収入となりました。5月は年間で最も太陽光発電で出力がでる月なので今回のデータがMaxと見ておいたほうが良さそうです。