太陽光発電を導入したものの総発電量がわからないのはなぜ

 先週(4月中旬)太陽光発電の工事が行われました。導入して1週間が経ったので感想を述べたいと思います。

太陽光発電仕様

 まずは我が家で導入した太陽光発電の仕様です。
パネルメーカー:Panasonic
容量:6.3KW
接地面:南西向き
屋根:切妻
屋根勾配 :5寸
工事費:166万円

 メーカーはPanasonicにしたのは大手の安心感とHEMSにした時にPanasonic製の家電やエコキュートに順次交換していけば連携が容易になるのではないかと考えての事です。

 屋根は切妻ですのでパネルを多く搭載する事が出来ました。方向は真南ではなく南西を向いているので若干のマイナス要因ですが仕方のないこと。

 屋根勾配は一般的な5寸でしたので工事時に足場を組むこともなくできました。工事時の足場は施工業者によって変わるようで今回お願いした業者では不要となりましたが別の相見積もりをした業者では屋根勾配に関わらず足場を設置すると言っていました。

 今回の業者はたとえ足場が必要になったとしても追加費用は頂きませんと言ってくれていたので業者によってだいぶ変わるものです。

 工事費は総額で166万円でしたのでKW単価では26.3万円/KWと30万円を切ることができたので良かったです。

 ちなみに、我が家の新築時(13年前)でも少しだけ太陽光発電を検討しましたがその時は4KWの出力で300万円くらいした記憶があります。単価75万円/KWですので大分安くなりました。

代金支払い計画と収支計画

 工事代金は業者指定のソーラーローンにしました。一括で払える事も可能でしたが金利が2%と安いことと今年から来年にかけて日本株が大きな調整局面に入ると考えていますので安くなった時に株を買う資金にしようとの判断です。

 最悪でも2%以上の値上がり益を出せれば(ソーラーローンの金利以上)良いのでハードルは低いですし、2%なら保有しているだけで配当金だけでも銘柄によっては超えそうです。

 今年度は東京電力への売電は24円/KWhですがこの単価でシミュレーションすると8年で回収可能の見込み。ローンの金利分を考慮しても9年で投資費用を回収できると考えております。

実際の発電量

 導入して1週間が経ち快晴の日、雨の日両方を経験できましたが快晴なら5.3~5.5KW位をピークで発電しています。Max(理論値)6.3KWに対し84~87%ですのでまあ、各種ロスを考慮すれば妥当な所でしょう。

 雨の日もありましたが全く発電しないことは無く1KW程度は発電していたようです。(程度によるでしょうが)
 発電量の具体的な数字が出ないのは訳がありましてAISEGの発電量データーがあてにならないのです。

AISEGの発電量データがおかしい

 PanasonicのHEMSはAISEGという機器を使用していますがそこからダウンロードしたデータがどうもおかしいのです。
 4月23日のデータを一例にするとこのようになります。(1時間毎のデータ)

 太陽光発電(PV1)の項目が総発電量で主幹売電が東京電力への売電量(実際には手続き中ですので売電はまだしていません。)ですが発電が0なのに売電してるってどういうこと?

 色々調べたのですが謎は解けず、施工業者の営業さんへ問い合わせても結局分かりませんでした。

日中の使用電力はほぼ無くなる

 東京電力の4月23日のデータを確認すると見事に日中の昼間時間帯での電力がゼロになっています。

 まあ、当たり前といえば当たり前ですが単価の高い昼間の買電が無くなるのはうれしいものです。朝は意外と早い時間から発電してくれ今月(4月)は6時台から既に発電してくれることも意外でした。

 暫くはデータを色々と分析してみたいですが肝心な総発電量がわからないといかんともしがたいです。