県民共済住宅 大工工事

いよいよ家づくりの醍醐味ともいえる大工工事を時系列にまとめました。工事は2006年の我が家の新築時ですので現在の県民共済住宅の仕様とは異なる部分もあるかもしれません。

6月1日晴れ 屋根と床貼り

上棟の翌日の工事となります。今日はとても暑い一日でした。大工さんも屋根の上での作業でしたから大変だったでしょうね。本日の定位置からの写真は

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ぱっと見,昨日とどこが違うのか良く分かりませんね。 まず2階の床が貼られていました。こんな感じです。

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2階の火打ちは金属金具で行うのですね。

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続いて2階も見てみると2階の床も貼られています。

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2階天井の火打ちも2階床と同様,金属金具です。

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2階は既に筋交いが入っていました。1階にはまだ仮の筋交いのみですので筋交いは2階から入れていくのですね。

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屋根も野地板が貼られてその上にアスファルトルーフィンが貼られていました。 現場からでは見えません。かといって,屋根裏まで上るなんて危ない事はしたくないので自宅から写真撮影しました。

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アスファルトルーフィンは屋根の下側から貼っていき上下方向(軒から棟への方向)の重ね合わせは100mm以上,横方向の重ね合わせは200mm以上にするとの事ですが確認のしようがないので,これは信じるしかないですね。

6月2日晴れ:1階の筋交い

今日も作業は続きました。外観だけではどこが進んだのか良く分かりません。 中に入ってみても,,,良く分かりません。。。 気づいた点では1階に筋かいが設置されていました。

IMGP2696.jpg 一般に,筋交いは90mm×45mmと90mm×30mmの2種類があって我が家(県民共済住宅)では90mm×45mmを使用しています。 使用する筋交いのサイズによって壁強度が変わり当然,大きいサイズの方が壁強度が大きくなります。 筋交いには専用の金具の取り付けをするのですがまだ全部の金物が取り付けていなかったので後で,纏めて確認します。

6月6日:工事中の雨

今日は夕方から本格的な雨となりました。上棟して以来,快晴とはいかなくてもなんとか 雨は降らなかったのですが今日は雷も鳴り響き横なぐりの雨が降りました。 仕方の無い事とはいえあまり降って欲しくは無いですね。翌日,どの程度まで濡れたのか見に行ってみました。 IMGP2729.jpg 建物の周囲には雨が吹き込んでいるのが分かります。あれだけ降れば当然でしょうけど。 床に目を向けると『防水処理』と書かれています。どの程度まで防水しているのかは?ですが。 IMGP2735-1.jpg この機会に屋根の状態も写して見ました。 IMGP2732.jpg アスファルトルーフィンが貼ってあり,瓦を止める木材も設置されています。 こんな時にしか出来ない確認として屋根の雨漏り跡は無いか見てみました。 IMGP2740.jpg 全体を見て,水の流れた跡は無さそうです。 アスファルトルーフィンの貼り方は大丈夫そうですね。

6月7日 曇りのち雨:バルコニーにコンクリート

今日は現場へ行ってみるとバルコニーにブルーシートが掛けられていました。 IMGP2757-a.jpg 中を見てみるとバルコニーにコンクリートが打設してありました。 IMGP2745.jpg 雨が降ったり止んだりでしたので養生のためにブルーシートを掛けてくれたのでしょう。 それと屋根に瓦が載っています。 IMGP2760.jpg 今度は間近から撮影してみました。 IMGP2750.jpg と言う事は明日には瓦工事をしてくれるのでしょうか?予定では15日なのに予定より進んでいるって事? それともう一つ,防水シートを掛け始めました。この防水シート。正確には透湿防水シートと言って字の通り湿度は通るけど水分は通さないのです。雨などの水滴は壁内に入らないように防ぎ,室内の水蒸気が壁内に入り込んだ時は速やかに水蒸気を外側に出すといった優れものです。この透湿防水シートは2階から貼り始めてします。こんな感じです。

IMGP2747.jpg 瓦に透湿防水シート,雨が降っても影響を受けにくくなってきました!!

6月8日晴れ:瓦と防蟻防腐処理

本日,瓦が屋根に設置されました。 写真撮影時は雨が降っていたので下からの撮影だけにしました。安全第一。自分の家の写真を撮っていて怪我したなんてしたらおかしいですからね。 IMGP2768-a.jpg そして,透湿防水シートと外周全部に貼られて少々の雨が降っても大丈夫です。 家の中はというと防蟻防腐処理の薬品が塗られています。 IMGP2761.jpg IMGP2762.jpg IMGP2763.jpg 奥に断熱材が置いてありますね。 IMGP2764.jpg 白蟻対策として薬品を塗っているのですが白蟻の被害にあいやすいのは地表から30cmの高さまでの木材だそうです。なので,基礎の高さは30cm以上,余裕を見て40cmにするのが一般的です。県民共済住宅も基礎の高さは標準で40cmです。

更に防蟻防腐処理の薬品を塗って万全を期すのですね。でも,この薬品の効果は塗ってから数年しか持たないとの話もあります。効果が消えたからといって塗りなおすことはまず無いでしょうね。最後に,こんなラベルが貼ってありました。 IMGP2767.jpg 瓦を設置した日の夜から雨となり関東地方も入梅となりました。ギリギリで入梅前に雨対策ができて良かったです。

6月9日雨:床下断熱材

朝から雨の降る日でした。会社へ自転車通勤をしているので雨が降ると面倒です。 車で会社まで送ってもらい帰りは徒歩で帰って来ました。 そんな中,今日は床板を貼り,床下断熱材が設置されていました。 IMGP2777.jpg いつも,朝5時に起きて現場に行って前の日の作業を写真に撮っているのですが今回は寝坊して7時位に現場へ行って見ていました。 するとトラックが止まり今日,作業する予定の部材を届けに来てくれました。 『これ全部うちのですか?』と聞くと 『そうですよ』 う~ん,凄い量だ。雨に濡れなくなって来たので室内用の部材を一挙に搬入したのかな? 作業の邪魔になりそうなので現場から引き上げました。 そして,大工さんは大体7時半位には現場に着いています。 皆さん,朝早くからご苦労様です。

6月10日晴れ:断熱材と配管

今日は予想通り断熱材の施工をしました。1、2階とも半分程度完了したようです。 1階リビングの西側。 IMGP2784.jpg ダイニング南側 IMGP2785.jpg そしてダイニングの東側 IMGP2787.jpg 断熱材の施工状況はこんな感じ IMGP2804.jpg アップしてみますね。 IMGP2805.jpg このように断熱材の防湿シート(断熱材内側のビニールの部分)が重なるように施工するのが正しい施工方法です。こういった作業は面倒なので手を抜かれることが多いのですが我が家の大工さん、すばらしいです。丁寧に施工してくれています。水周り配管も行われていました。 まずはお風呂 IMGP2789.jpg そしてキッチンです。 IMGP2782.jpg 夕方差し入れを持って家族で出かけていくと 『エアコンの位置を教えてくれよ。』といわれました。 現場監督に言ってあるのだけど聞いてないのかな?と思いつつ、ここはこの向きで・・・と教えました。 雑談をしたのですが大工さんは年間で6棟の家を建てるそうです。2ケ月で1棟ですね。 家も2ケ月で終わるよと言ってました。するとやはり予定よりはやく8月に引越しですね。

6月14日:サッシ取り付け開始

出張で3日間,家を留守にしたので久々の撮影です。 現地へ行ってみるとサッシが付けられていました。リビングとダイニングのサッシが写っています。 IMGP2949-a.jpg 中へ入ってみると玄関に玄関ドアが搬入されていて準備万端です。 IMGP2921.jpg リビングのサッシを内側からみたところ。 大きな窓が欲しいという妻の要望から掃きだしのサッシを2組並べています。 IMGP2926.jpg 続いてダイニング IMGP2925.jpg こちらは掃きだしのサッシが1組。構造上,リビングのように2組並べる事は出来ませんでした。 そして,ほんの一部ですが床のフローリングがされていました。 IMGP2927.jpg キッチンには対面式のキッチンを据え付ける形が見えてきています。 シンク上の食器棚を固定するための枠が出来ています。 IMGP2929.jpg お風呂は内側を合板で固定するのですね。こん感じです。 IMGP2932.jpg 2階に上がるとクローゼットの上から天井を組んでいました。 IMGP2936.jpg 屋根裏の断熱材を充填した部分には合板が貼られていました。 IMGP2937.jpg クローゼット,納戸に明り取りの為の窓あ付いています。 クローゼット用 IMGP2938.jpg 納戸用 IMGP2939.jpg 設計士さんは無い方が良いと言っていましたが明るくしたいのと風通しの為にも付けました。 設計士さん曰く, 『納戸などの倉庫は陽が当たらないほうが良い。それに24時間計画換気なので換気も特に気にしなくても良い。』 言っている事は分かるのですがとりあえずは付けてみました。

照明プラン届きました

現場監督から照明プランが届きました。我が家の場合,照明メーカーはオーデリックとなっています。他にもメーカーはあるのだそうですがオーデリックが最も種類が豊富だとか。 カタログの厚さでも倍くらいです。 『白熱電球では効率が悪くて電気代が高くなりますから。』 と,蛍光灯を主体に選んでくれたようです。

また、違うタイプの照明を選んだ時には定価の6割引で購入できるようです。 さすが,県民共済住宅。

同時にクロスのサンプルも頂ました。クロスは初めから自分達で選ぶ事になります。 こちらのカタログも分厚くて何処から見ていいのか戸惑います。 まずは全体をさら~っと流してみてみました。 これからじっくり考えたいと思います。

6月26日:階段下収納

我が家の階段は途中で反転するタイプです。特に意識したわけではないのですが一直線のタイプよりは階段からすべった時に途中で止まるので安全ではないかなと気に入っていました。 そして,階段下のスペースはトイレが入っています。 図面で示すとこんな感じです。 PA0_0178-1.jpg 階段下の収納については設計段階で質問したのですが 『高さも取れないし使い勝手が悪いですよ。何をしまうのですか?』 見たいな事を言われて諦めていました。階段下はトイレで活用していると思い込ませていました。ですが,階段が途中まで出来て実際に現場を見ると予想以上に大きな空間が。。。 このまま塞いでしまうのは勿体無い。 妻と話していると棟梁が話しに入ってきて 『ここだろ,勿体無いと思っていたんだよ。監督に聞いても図面通りにやってくれっていうからさ。』 『今から何とかできません?』 と聞くと, 『扉を付ける事は出来るけど他の扉とは同じには成らないよ。とにかく,監督に聞いてみてよ。出来ない事はないよ。』 そこで,監督に電話してみました。 すると

・3尺の両開きの扉なら付けられる。 ・高さ90cm,幅70cm程度の入り口にる。 ・ドアの色は向かいに設置する玄関収納の折れ戸と同じ。柄は異なる。 ・追加の工事代は大工の工賃が約2万円(新収納エリアの内装と扉の取り付け),材料代(扉)約1万円の計3万円程度

結局,追加工事をお願いしました。後日,棟梁と監督で詳細を確認するそうです。 失敗したな~というのが正直な感想。 設計士さんの言う事を鵜呑みにしたのが間違いだった。やはり自分でもよく考えないといけないな。 設計段階から考慮していればもっと,使い勝手のいいデザインにも出来ただろうし追加の工事代も必要なかったでしょうからね。 しかし,収納には拘りがある我が家。(今の住まいで収納にかなり困っている。。) 3万円程度で収納スペースが増えるのなら払いますよ。

7月1日:電気工事始まっています

電気の配線が始まっているのですが1階の天井裏の配線を見ると驚きです。 何本もの電気ケーブルが配線されています。 工事が終わって,天井が貼られれば見えなくなる部分ですが天井裏がこんなに電気ケーブルで一杯とは知りませんでした。電気屋さん曰く、19回路あるとの事。

19回路という事は配電盤のブレーカーが19個あるということです。 ちなみに,今暮らしている雇用促進住宅ではブレーカー3個。。。 専用線が多いので19回路と多くなっているのでしょう。

各部屋に付けたエアコン(6個),エコキュート1(1個),IH(1個),電子レンジ(1個),冷蔵庫(1個),24時間換気装置(1個) これらは専用線と思いますので,これだけで11回路です。 コンセント,スイッチボックスの位置も図面通りかの確認もしてみましたが今のところ特に問題ないようでした。

7月3日:外壁運び込まれています

7月3日 現場へ行くと外壁が搬入されていました。我が家の外壁はALC板を選びました。 県民共済住宅の外壁はALCとサイディングから選ぶことが出来ます。 特徴はALC板のほうが外壁としての性能に優れるがデザインの種類が少ない。 外壁の性能とは具体的に断熱、遮音、防火などを指します。 妻はデザインの多様さからサイディングに傾いていたようですが 『同じ金額なら性能の良いほうがいいでしょう。』と説得してALCの中から選びました。(さんざん迷いましたが。。。) ちなみに、ALCなら火災保険も安くなりますよ。 しばらく外観も代わり映えしなかったですが外壁がつくと一気に完成に近づきますね。

7月4日:工事用の鍵を頂きました

玄関ドアの工事用の鍵を頂きました。不思議な事に工事用の鍵は正式な鍵を玄関ドアの鍵穴に差し込むと使えなくなるようです。 一体,どんな仕組みになっているのでしょう??? でも,これで日曜日の工事をしていない日でも中を見る事が出来ます。 まだ家族以外は中を見た事も無いのでそのうち,義父母と実父母を案内しようかと思います。

7月8日:コンセントの位置

工事も進んできて実際に現場を見ると『こうすればよかったな~』というのが少なからず出てきます。私の場合はコンセントの位置。特に配慮もしないで壁に設置しました。 下の写真は我が家の配線が集中しているコンセントの写真です。 IMGP2988.jpg 下の青○のコンセントには100V電源が3ケ,光ファイバーの引き込みと各部屋へのLAN配線(4つ),電話線とかなり集中しています。 そのため上の青○のようにかなりのスペースをとる事に。

外側に面する壁の部分なので断熱材が入るのですが当然,この部分にはうまく収まりません。 断熱材が入らない壁にこのコンセントを設置すれば断熱材の隙間も無く電気屋さんも大工さんも作業がし易かったでしょう。

もちろん,全部のコンセントにこのような配慮をする必要はないですが配線が集中すると思われるコンセントには考えても良いと思います。

7月12日:外壁設置

外壁が全て取り付けられました。 こんな感じです。 IMGP3008-a.jpg いかがでしょうか? 我が家は『ジーファスレンガの50』を選びました。 埼玉県民共済住宅のパンフレットにも載っています。 昼間は薄いベージュ色に見えるのですが夜みると殆ど白に見えますね。 日中でも光の加減で微妙に見え方が違うようです。 庭には外壁の残材が残っています。 IMGP3009.jpg 試しに持ってみたのですが結構重いです。 これを外壁全てに付けるのは重労働,ひ弱な私には出来ません。 外壁の固定はALC板に孔を空けてネジのようなもので固定してありました。 このネジ穴とALC板同士の継ぎ目のコーキングが終われば外壁も完全に終了といったところでしょうか。 家の中では階段が完了していました。 IMGP3014.jpg 初めて登るので恐る恐るそっと登ってしまいました。少し、みしみしいっていましたね。 これで2階に行くのも楽になります。 現場監督の話では来週一杯で大工さんは終わりとの事。 速いですね。本当に2ケ月で1棟のペースです。そして大工さんは次の現場へ向かうのでしょう。

7月12日:木材のカビ

リビングと和室が続き間になっているのですがその境にある壁の上部分にカビらしきものを発見しました。 IMGP3010.jpg IMGP3011.jpg これってカビに見えますよね。。。 翌日,現場監督へ電話してみると 『恐らく木材のアクが染み出てきたものだと思いますよ。現場を見てみますね。』 そして,30分後に電話がかかってきました。 『現場を見てみましたがアクでは無いですね。表面だけにしかないのでカビとも違うようです。恐らく,保管中に汚れが付いたものと思います。表面を削って取っておきますね。』

この監督さんは行動が早いです。 でも既にボードを貼って見えなくなった壁内にもこういったものはあると思います。 大したことでは無いのだけれど(カビだったら大した事ですが)見てしまうと気になりますよね。

外壁通気層

外壁が施工されたのですが我が家の場合,外壁通気層が見当たりません。 外壁をそのまま柱に固定したようです。 現場監督に確認してみると 『県民共済住宅の場合,ALCは柱にそのままつけます。サイディングの場合は間に板を挟んで施工します。』 ということはALCの場合外壁通気層無し,サイディングの場合は外壁通気層有りということです。

この外壁通気層は防水シートと外壁の間の空間を言います。役割は,壁内に侵入した水蒸気を壁内で結露する前に排出する事です。 壁内に水蒸気が侵入しないよう,防湿シートを施工しているのですが隙間無く施工するのは不可能。電気の配管とか筋交いがありますからね。どうしても隙間は出来ます。 その隙間から進入した水蒸気を排出するのが外壁通気層。

では外壁通気層が無いALCの場合,壁体内結露はするのではないでしょうか? 正直,分かりませんが結露をする可能性は大いにあると思います。 せめてもの救いは県民共済住宅で使用しているグラスウールの薄さです。

はじめは,『どうしてこんなにすかすかな断熱材を使っているのだろう。柱の幅に対してグラスウールの厚みが少ないので断熱性悪いじゃないか?』 と思っていましたが,このすかすかな断熱材のおかげで壁内の通気が出来るのではないか? それとも,壁内の通気も考えて県民共済住宅は薄い断熱材を使っているのかも?? それは考えすぎかな。このあたりの話は考え出すときりがありません。

完璧を求めるのならこだわりのある業者に依頼するのが良いと思いますし私も初めは拘っていました。ただ、お値段が高すぎ!! と言うことで県民共済住宅になった我が家でした。

7月22日:照明・クロス決まりました

1ケ月前以上に分厚いカタログを借りて色々と検討していましたがやっと,決まりました。 照明は蛍光灯をメインに選定し蛍光灯でも電球色と昼白色があるのですが昼白色で統一しました。理由は昼白色の方が明るいから。電球色だと黄色っぽいんですよね。 この辺は好みの問題なのでどちらでもいいと思います。

電球を使用したのはトイレと洗面所と階段,廊下くらいです。 電球を極力少なくしたのは消費電力の割りに明るくないから。 蛍光灯と同じ明るさにしようとすると4倍の電力を消費するようです。 確かに電球は熱いですよね。あの熱の分だけ余分に電力を消費しているのは感覚で分かります。

クロスは主に妻が決めました。無難な白を基調にしています。 白だと汚れが目立つとの意見もありますが私はタバコを吸わないので黄ばむ事も無いでしょう。もちろん,お客さんは換気扇の下でタバコを吸ってもらいます。 (超重要な客人以外) 子供も意味も分からず落書きをする年代は過ぎていますし安心です。 さてさて,クロスを貼った我が家はどんな感じなのでしょう?楽しみです。

7月25日:腰壁,階段下収納

久々現場へ行ってみると腰壁が付いていました。 IMGP3027.jpg 腰壁はあまり意識していなかったのですが実際に付いているのを見ると高級感があって良いですね。 この腰壁が標準の坪単価内に含まれているのですから県民共済住宅のコストパフォーマンスの良さをしみじみ感じています。 標準に含まれていなかったら間違いなく腰壁は付けなかったです。 写真の開口部は追加でお願いした階段下の収納です。 中はこんな感じです。 IMGP3028.jpg 思っていたより広いので満足。逆に,どうして設計段階で付けなかったの設計士さんと言いたいですね。 観音開きの扉で使い勝手も良さそうです。追加料金を払った価値はありますね。 あと,玄関のシューズクローゼットも設置してありました。 標準のものだとスペースが余るのでオプション品で収納量も多くなっています。 職人さんの靴がちゃっかり置いてありますね。 IMGP3029.jpg

7月26日:玄関ドア開けっ放し事件?

昨日,会社の帰り途中で現場を見てみると大工さんは居ないのに玄関ドアが開けっ放し?? 恐る恐る中を見てみるもやはり誰も居ません。 一時的に現場を離れ又来るのかもとも思いましたが時間は既に午後7時を過ぎているのでその可能性は低そう。 現場監督に電話してみると 『本当ですか?そんな事は無いはずですが。大工に電話して鍵を閉めさせます。』 『工事用の鍵を持っているので私が閉めてもいいですよ。』 と言うと 『いいえ,大工に占めさせますので。』 こんな事ってあるのですね。 後で,大工さん注意を受けるのかな?

キュビオスとキッチン

キュビオスは妻の拘りの一品。壁面一体に収納できるデザイン性も兼ねた収納です。 設置してみると思ったより高さが低いな~というのが正直な感想です。

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これで,ごちゃごちゃしがちなテレビ周りもすっきりする事でしょう。 それと,システムキッチンが運び込まれていました。

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仮置きされているのですが5畳あるキッチンが一杯になっています。 キッチンが付くとインパクトが出てきます。明日には据え付けているかな。楽しみです。

7月27日:キッチン取り付け完了

キッチンが取り付けられました。 我が家は松下電工のGENEOで色はパールボルドーです。 まだダンボールが掛かっていて良く分からないとは思いますがこんな感じになっています。 IMGP3043.jpg

県民共済のキッチンではそれほど人気のある方ではないとの事ですが結構,満足しています。 キッチンの反対にあるのは松下電工の食器棚。オプションです。

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妻が『キッチンの色に合う食器棚が無いよ~』と嘆いていたところ契約寸前に設計士さんから松下電工の食器棚があると聞きその場で即決したものです。 食器棚は何タイプかあるのですが我が家は一番安いタイプで138,000円でした。

工事用電気代請求(2回目)

2回目の工事用仮設電気の請求が来ました。 6月19日から7月18日の使用分についてです。 電気代は何と・・・・・

5104円!!

高いと思いませんか? 我が家は2Kの団地に住んでいるのですが電気代は月に5000円位です。 ほぼ同じ。。。 工事用の電気って何に使っているのだろう?

一番電気使っているのは照明でしょうね。裸電球を1階,2階に使っているます。 あとは大工さんの電動工具でしょうがこれらはそれほどでもないと思いますよ。 ちなみに,この仮設電気の契約内容は『臨時電灯B』となっていて他の契約よりり高めになっているのも一因でしょう。 (臨時電灯Bでは1kWhあたり24.549円) まあ,工事期間中だけなのでしょうがないですね。 それよりも住んでからの電気代のほうが心配です。。。

8月1日:引渡し日(予定)

現地に行ってみると現場監督さんが居て 『引渡しは予定(9月9日)より早くお盆明けくらいになりそうです。』 『お盆明けというと16日くらいですか?』 と聞くと 『いや、20日から25日位になります。』 予定より2週間ほど早くなりそうですね。 現在、外壁の塗装をしています。 これが終わると屋内のクロス貼り、電気工事が始まります。 速ければ8月末から入居も可能ですが我が家の場合来月一杯まで現在の住まいの家賃を払いボチボチと引越し作業に入りたいと思います。 (現在の家賃も2万円と小額の雇用促進住宅なので) まずは今月は引渡し後に部屋を埋め尽くしている子供のおもちゃ(今はほとんど使っていない)と着れなくなった子供服、子供用の靴の移動から開始です。

8月9日:大工工事を終えて

大工工事も終わったので我が家を受け持ってくれた大工さんについて紹介したいと思います。 大工さんは2人で棟梁はお喋り好きな方でお茶などを差し入れに行くと延々と話を始めます。 棟梁は主に1階を工事してくれました。

もう一方の方は対照的に無口でコツコツと仕事に励む方で2階を主に工事してくれました。

この棟梁,初めは色々話してくれて良い人に当たったなと思ったのですが回を重ねるうちに??と思うようになりました。 お喋り好きなのは良いのですが愚痴,不平・不満が多いので聞いているほうは嫌になってくるのです。 中でも一番印象に残っているのが階段下の収納を作ってもらうよう頼んだとき。 棟梁が一言 『お駄賃頂戴ね!!』 初めは冗談だと思っていたのですが数日後に会話をすると 『以前の現場では施主の希望で1ケ月も早く仕上げたんだよ。1ケ月早くしあがればアパート代も1月分浮くんだからその分お小遣いをくれるかと思っていたんだけどよ結局何もなしでがっかりしちゃってよ。』 この人,本気でお小遣いが欲しいのだ・・・・ その時点では『そんなに欲しいんだったら少しあげるか。まだ工事もたくさん残っているし。』 と思ったのですがそんな棟梁を避けるようになり工事用の鍵も貰ったので現場チェックは日曜日,希望は現場監督を通すようになり棟梁と合わなくなりました。

結局,お小遣いを渡さないまま工事も終盤になり 『ここまで終わればお小遣いもいっか~』てな気持ちになり結局渡していません。 よくよく考えればおかしな話なのです。

追加でお願いした階段下収納では材料費の他にちゃんと大工手間として数万円払うのですから。 それに県民共済では『お茶だし等もしないで下さい。』と言われているのです。ですがさすがに暑いさなかに作業してもらうので冷たいお茶だけは差し入れしましたけど。

この棟梁,まだ逸話があります。 妻が聞いてきたのですが隣家の奥さんに 『せかされてよ,1ケ月も早く仕上げたんだよ!!』

せかした?誰が?? 私たちは一度も早くして欲しいなどとは言っていません。むしろゆっくり丁寧にして欲しい位でした。

県民共済から早くしろと指示が合ったのかも知れませんが何も隣家の奥さんに愚痴をこぼす事も無いでしょうに。。。 大工さんも昔は色々と貰っていたのでしょうね。

だけど今は県民共済で安い単価で請け負っているのでそういった気持ちになるのも分からなくも無いですが施主にあからさまに要求するのもいかがでしょうか?

県民共済に報告しようとも思いましたがそうすれば恐らく厳重注意,最悪契約解除になるでしょうね。

結局,仕事自体は手抜きをされたとも思わなかったので報告はしませんでしたが。 あの棟梁,今は次の現場へ行っていると思いますがそこでもお小遣いを要求するのでしょうか?